
アトリエ訪問企画第三弾を開催いたしました。
*「アトリエ訪問」とは「アーティストに会いにいこう」と題し、アーティストのアトリエを訪問することによって日常における新たな「きてん」を生み出す連続企画です。
第三弾では、フードアーティスト 小山嶺子さんのアトリエを訪問。4名の方にご参加いただきました。
峯子さんには、はじめにご自身のバックグラウンドのお話から現在の作品づくりに至る経緯や軸となる思い、パフォーマンスの様子を数々の写真と共に丁寧にお話いただきました。
@cinemanma.mineko



製作を擬似体験するワークショップでは、廃棄食材の新たな活路を見出す提案のひとつとして、野菜ソースや装飾を用いて各季節をテーマにそれぞれの表現をアウトプットする作品づくりに挑戦。
紙に書き出しイメージを広げ、構成していく過程から徐々に参加者のみなさんそれぞれの個々の表現が自由さを増していく様子が印象的でした。


「空腹を満たすためだけではなく、心に栄養を。」というテーマのもと、ご依頼主のストーリーを代弁しながらのライブペインティングや、みんなでつくるアートとしての食後アートなど、アートも料理も表現のひとつとして、「想い」を大切にした作品づくりをされている小山さん。
リサーチ含め思考を深く落とし込む過程の段階には、多くの時間を費やし、屋外を歩きながら考えを重ねることも多いそう。
参加者のみなさんにとっても、これからの日常に繋がるような得るものの多い時間となったようです。


– 参加者様からの声 – (一部抜粋)
・小山さんのお話も全部楽しく、もっと時間をかけて聞きたいと思ったほどでした。素敵な感性を生かして、新しい創造をしているところ、それを素敵な作品として残されているところがワクワクしました。
・心の栄養ってサラッとおっしゃっていましたが すごく重要で、大事にしたいことです。
・今回、ただ食材をテーマに沿って盛り付けていったりするのかなと思っていたのですが、想像以上の世界観が創り出されていく感覚や、参加された方が一人一人違うテーマで、打ち合わせもなくその人の感性で出来上がったものが、最終的には一つの大きな作品となっていたり、とっても壮大でわくわくした時間を過ごすことができました。
・ずっと紙などに何かを描くことがアートなのだと思っていたけれど、自分の中にあるものやテーマを表現していくということに、枠や決まりごと、こうでなければならないということはないのだなと思いました。どんなことも様々な角度からみて、心揺さぶられるものを自分でも生み出せていけたらなと思います。
・出来上がったカタチのもの自体がアートではなく、体験した時間や心の中の動きをふくめてアートなんだなと改めて感じた
・百聞は一見にしかず、SNSや紙媒体からでなくアーティストにあって、本人の空気感丸ごと感じれるのが良かった。
・損得や点数で評価しないアートに接することができて良かったです。
・アートに対する印象が広がりました。平面から立体に、そして空間も全部使えること、時間の軸も越えられることを学び、やっぱりクライアントさんに喜びや幸せを届けるって素敵だなと思い、私もいろいろな面で自由に羽ばたこうって思えました。