異界訪問譚 もうひとつの世界を見る作家たち 10月12日(土)〜12月21日(土) 

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展覧会に寄せて


展覧会のタイトル「異界訪問譚」には、アートを通して日常とは異なる世界への扉を開いて欲しいという願いが込められています。
「異界」とは、私とあなた、人と動物、過去と未来、あの世よこの世‥交わらないもうひとつの世界を指します。
日常とは異なる世界への扉を開くことは、アートの大きな役割の一つでもあり、
多様な表現に触れることで日常が更新され、私たちの持つ普遍的な「もうひとつの世界」を求める心を満たしてくれます。
それぞれの視点で紡がれた3人の作家の作品は、人々の忘れかけていた扉を刺激し、想像力の旅へと誘うでしょう。

展覧会概要

期間2024年10月12日(土)〜12月21日(土)時間10:00-17:00(入館は16:30まで)会場沼津市庄司美術館(モンミュゼ沼津)
静岡県沼津市下一丁田900番地1休館毎月曜日、但し、10月14(月曜祝日)、11月4日(月曜祝日)開館
※10月15日(火)、11月5日(火)休館主催沼津市庄司美術館(モンミュゼ沼津)企画草井裕子協力坂田芳乃(アルテ・プラーサ)後援静岡新聞・静岡放送

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関連イベント

作家3人による作品解説及びトークショー日程2024年10月12日(土)時間14:00-15:00(予定)会場沼津市庄司美術館(モンミュゼ沼津)
静岡県沼津市下一丁田900番地1主催沼津市庄司美術館(モンミュゼ沼津)

静岡県立美術館館長木下直之氏と、展示作家上路市剛によるトークショー日程2024年12月1日(日)時間13:30~15:30(予定)会場沼津市第二地区センター 大会議室主催NPO法人レザミ・デ・ザール

ご予約・詳細

アーティスト

上田風子|Fuco Ueda

作家ウェブサイト


少女が体験する現実と幻想の入り混じる白昼夢のような情景を独特な色使い、配色で描く。イメージの氾濫に翻弄され、どこにもない場所へ接近できる喜びがあると、私的な感情で描かれる作品は、反面、物質・情報が飽和した近、現代に生きる同時代の人々にその現実の鏡として共感を生み出す。

1979 年栃木県生まれ 東京都在住2003 年東京工芸大学大学院 修了

受賞歴
2000 年第 16 回グラフィックアート「ひとつぼ展」 入選
2000 年イラストレーションヨコハマ・コンペティション
2000 年 優秀賞2001 年JACA・日本ビジュアルアート 特別賞
2002 年TIS 公募学生部門 優秀賞
2004 年VOCA 展 2004
2004 年第 23 回損保ジャパン美術財閥選抜奨励

主な個展
2011 年「Lucid Dream」/ Bunkamura Galley 東京
2011 年「「FUCO UEDA Exhibition in Taiwan / AKI Gallery 台北
2014 年「記憶の花 “Flower of Memory”」/ Thinkspace Gallery ロサンゼルス
2016 年「夢の領域」/ GALLERY KOGURE NEW YORK ニューヨーク
2017 年「YUMEI 幽明」/ Dorothy Circus Gallery ローマ
2021 年「まえぶれ」/ 清アートスペース 東京
2022 年「訪問者」/ Gallery MUMON 東京

主なグループ展
2011 年「宇野亜喜良がコンタクトした異能のアーティストたち〜Aquirax Contact〜」 / ビリケンギャラリー 東京
2017 年「金魚美抄展〜金魚を描くアーティストたち〜」/ 金沢 21 世紀美術館 市民ギャラリーA 金沢
2020 年「天明屋尚×上田風子 二人展」/ gallery MUMON 東京

上路市剛|Ichitaka Kamiji

作家ウェブサイト


彫刻や絵画など過去の名作をモティーフにして、そこに込められた美意識を抽出し、リアリズム彫刻へと創り変える。過去の名作を翻訳するこのシミュレーションを通して、人物表現に隠され た作者の秘めたる意図や拘りを暴き出す。そこに存在する普遍的な「美」の探求を通して、モティーフ、その作者、それを鑑賞する観衆それぞれとの交流を試みる。

1992 年大阪府生まれ 東京都在住2015 年京都教育大学教育学部美術領域 卒業

主な個展
2015 年「re:male」(京都・ギャラリー知)
2019 年「Realism of Sculpture -The Place of Holiness-」( 東京・A/D ギャラリー)
2021 年「上路市剛作品展」(東京・銀座蔦屋書店)
2022 年「Border2.0」(京都岡崎蔦屋書店)
2023 年「受肉/ Incarnation」(東京・Galleru MUMON)

主なグループ展
2015 年「TENGAI 2.0」(東京・A/D Gallery)
2016 年「Japanese Contemporary Art Show」(フィリピン・セントラルスクエア)
2018 年「大 Ah!!rt 展」( 東京・西部渋谷店)
2019 年「Intermedia Art Project Exhibition」(Neptune Gallery・台北)
2022 年「NUDE 礼賛ーおとこのからだ」(東京・DUB GALLERY AKIHABARA)

著書
2023 年「受肉/ INCAENATION」(アートダイバー)
2023 年「リアルな肌の着色術」(ボーンデジタル)

草井裕子|Yuko Soi

作家ウェブサイト


細く細くとがらせた色鉛筆の先端で描かれる細密な描写によって描かれる抽象画は、無作為にに選んだ大小様々な紙に切々と刻むことで日常の詩を紡いでいる。使っている素材も描いてる線もシンプルながら無限の広がりを持つ静謐な作品は、普段忘れている心の奥の声を呼び起こす。

1985 年香川県生まれ 静岡県御殿場市在住
2007 年東京工芸大学芸術学部デザイン学科卒業

受賞歴 
SHIBUYA AWARD 2022 ‘SHIBUYA 賞’ 受賞 
池袋アートギャザリング ‘IAG AWARD 2018’ 入賞 
東京工芸大学同窓会長賞受賞

主な個展
2014 年「草井裕子個展」/Gallery 小暮 東京
2016 年「YUKO SOI Solo Exhibition」/ Galerie Hayasaki パリ
2016 年「YUKO SOI Solo Exhibition 」/ Galerie Tokonoma パリ
2021 年「’Time’ Yuko Soi Solo Exhibition」/ Nazukari Ware House 千葉
2021 年「’For a moment’ Yuko Soi Solo Exhibition」/ 金澤水銀窟 石川

主なグループ展
2015 年「’JAPANESE HUMAN SENSORS’」/ JONATHAN LEVINE GALLERY ( ニューヨーク、 アメリカ )
2019 年「’Art021Shanghai’ Art Fair From GALLERY KOGURE 」/ 中国上海市延安中路 1000 号 (上海、中国)

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